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平和大使の高校生ら 桜木町で署名活動

神奈川新聞2007年07月07、09日
核廃絶を願い国運に届け
あすから署名集め
高校生平和大使の高村さんら
 「核廃絶を願う声を神奈川から少しでも多く国連に届けたい」−。核兵器廃絶を世界に呼び掛ける「高校生平和大使」。その県代表に選はれた県立横浜緑が丘高校二年の高村千紗さん(17)が中心となり、核廃絶を求める県内での署名集めが八日からスタートする。(宮本敏也)
 
 署名活動が行われるのは、JR桜木町駅前の横浜ランドマークタワー側の駅前広場。七月中は八日を皮切りに.十四、十六、二十八の計四日間。八月は五日に行われる。 集まった署名は、高村さんを含む計六人の平和大使が八月二十三日、欧州国運本部(スイス・ジュネーブ)を訪れ、全国から集まった他の署名とともに届ける。
 署名活動には現役大使の高村さんのほか、関東近県に住む大使経験者が昨年結成した任意団体「Peaoe Peaoe Peaoe」のメンバーも駆け付けて協力する。
 長崎市の長崎原爆資料館で一日に行われた平和大使の結団式に参加するなど、国連派遣に向けて準備を進めている高村さん。「被爆地の長崎と神奈川では核廃絶を願う市民の思いに温度差があるのを感じた」と戸惑いながらも、「平和を求める長崎の切実な思いを神祭川県民、そして国連に伝えるのが私の役割」と話し、署名への協力を呼び掛けている。
 署名集めの時間は七月中が午後三〜四時半。八月五日は午後一時〜三時まで。

【高校生平和大使】被爆地・長崎市の市民団体による派遣事業で今回が10回目。昨年までに届けた署名は累計で約28万人分に達している。県内から大使が選ばれるのは高村さんで三人目。…07月07日


核廃絶の願い国連に

 核のない平和な世界の実現を願う署名を国連に届けようと、高校生による署名活動が八日、JR桜木町駅前でスタートした。集まった署名は八月下旬、被爆地・長崎市の市民団体が派遣する「高校生平和大使」によって、国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)に直接届けられる。
 署名活動に取り組んだのは、ことしの高校生平和大使の県代表に選ばれた県立横浜緑ケかすさ丘高校二年の高村千紗さん(17)ら、県内の高校生四人。
 高村さんらは「戦争も核兵器もない平和な世界の実現を求める高校生の自主的な署名活動です」「署名は平和大使が責任を持って国連に届けます」などと訴え、署名への協力を求めた。同駅前での署名は十四、十六、二十八の各日と八月五日にも行われる。時間は七月中が午後三時から一時間半。八月が午後一時から二時間。
(宮本敏也)…07月09日