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県教委と横浜国大 考える力育成へ

神奈川新聞2008年03月27日

中高一貫教育で協定締結

 県教育委員会と横浜国大(横浜市保土ケ谷区)は二十六26日、同大教育人間科学部付属横浜中学校(横浜市南区)と県立光陵高校(同市保土ケ谷区)が2009年度から行う中高一貫教育についての協定を結んだ。県立高校と大学付属中が一貫教育を行うのは全国的に珍しく、「受験学力」ではなく考える力や発表力の育成を重視する教育内容を目指している。
 計画では、同付属中は09年度から、中高一貫コースの生徒を40人ほど受け入れ、光陵には12年度に進学することになる。光陵では別の中学出身者と一緒にクラス編成される。光陵から同大への進学枠についても検討している。
 また、県教委は08年度から2年間、中高一貫教育を推進するため、県立高校教員1人を同中学に派遣する。この教員は派遣期間終了後、光陵に勤務する予定。

(成田洋樹)