障害児学ぶ場分離しないで |
神奈川新聞2009年05月25日 |
父母ら40人が集会 集会は障害者の父母らで構成される「神奈川『障害児』の高校入学を実現する会」が主催した。今回で十九回目。 県内では、特別支援学校(養護学校)や、普通高校の教室を間借りする支援学校の分教室が増えている。ただ、同会の河野克子代表によると「学ぶ場を分離することで、高校進学を希望する『障害児』が減ってしまっている」と懸念する。 講演で山田さんは「障害のある生徒を“区別”することで、子どもは『自分は普通に生きられない』と考えてしまう」と指摘。その上で「学校は社会勉強の場でもある。障害のある生徒とともに学ぶことで、他の生徒にとっても得るものは大きいはずだ」と強調していた。 (千葉龍太) |