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県内公立高前期選抜

神奈川新聞2012年1月21日


全日制過去最低
競争率2.08倍

　県教育委員会は20日、2012年度県内公立高校入学者の前期選抜志願者数を発表した。全日制は153校の募集人員計1万9412人に対し、4万306人が志願した。平均競争率は2.08倍で前年度より0.07ポイント下回り、過去最低を記録した。
　定時制は28校計1530人の募集人員に2350人が志願。平均競争率は1.54倍となり、前年度と同率だった。通信制は2校計760人の募集人員に対し、433人が志願し、平均競争率は0.57倍で前年度比で0.20ポイント下がった。
　競争率が最も高かったのは、定時制横浜市立横浜総合・総合学科Ⅱ部の4.74倍。全日制横浜翠嵐の4.42倍、定時制県立相模向陽館・普通科午前部の4.08倍と続いた。
　前期選抜は25、26日(一部は27日も)に面接などが行われる。合格発表は2月1日。

(佐野　克之)