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小学校の上空 米軍機が飛行

神奈川新聞2016年12月06日

厚木爆音訴訟で講演会

 【横須賀】在日米海軍と海上自衛隊が共同使用する厚木基地(大和市、綾瀬市)の航空機騒音を巡る「厚木基地第四次爆音訴訟」に理解を深めてもらおうと、原告団長の金子豊貴男さんを招いた講演会が4日、横須賀市西逸見町のウェルシティ市民プラザで開かれた。金子さんは横須賀に深く関わる問題であり、関心を持ってほしいと訴えた。
 金子さんは、厚木基地周辺には「米国内の安全基準では、住宅があってはならない危険区域に住宅がや駅、病院がある」と指摘。小学校の運動会の練習中、児童の上空を航空機が低空飛行する写真などを見せ、基地周辺の騒音被害や危険性を説明した。
 騒音問題の原因の一つとして、米海軍横須賀基地に配備されている原子力空母にも言及。「横須賀に空母がいるとき、艦載機は厚木で訓練し、基地周辺がうるさくなる」と横須賀とのつながりを強調した。
 訴訟は、8日に最高裁判決を迎える。東京高裁判決は、深夜・早朝における自衛隊機の差し止めを命じた一審横浜地裁判決を維持した一方、米軍機については飛行差し止めを求める原告側の上告を退けた経緯を説明し、今後の航空機の騒音問題を巡る動きへの注目を呼び掛けた。(佐藤百合)