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全日制競争率1.16倍

神奈川新聞2022年02月16日

県内公立高入試 始まる

 県内公立高校の入試(共通選抜など)が15日始まった。県教育委員会によると、学力検査の受験者数は全日制146校4万6013人で、平均競争率は1.16倍(前年度1.17倍)だった。18日まで面接や特色検査が行われる。(成田 洋樹)

 全日制で競争率が最も高かったのは、県立横浜翠嵐・普通科の2.16倍。県立神奈川工業・デザイン科の1.97倍、県立横浜国際・単位制国際科国際バカロレアコースの1.90倍が続いた。
 定時制27校の受験者数は1247人で、平均競争率0.50倍(同0.47倍)。通信制は2校に403人が受験し、平均競争率は0.33倍(同0.27倍)だった。
 新型コロナウイルス感染症を巡り、無症状の濃厚接触者で別室受験したのは全日制で244人、定時制10人、通信制3人。
 感染症や濃厚接触者のほか体調不良で15日の検査を受験できなかった生徒を対象に、25日に追試験が行われる。合格発表は3月1日。
 募集定員に満たなかったのは全日制33校(欠員1304人)、定時制27校(同1317人)、通信制2校(同813人)。
 県立横浜緑ヶ丘高校(横浜市中区)では461人が受験。感染防止策として1メートルほどの間隔を取って学力検査に臨んだ。


 県教育委員会は15日、学力検査が行われていた県立伊勢原高校(伊勢原市)を
「爆破する」との電話があったと明らかにした。県警が校内を捜索したが、不審物は見つからず、学力検査は予定通り実施された。県警は威力業務妨害容疑を視野に捜査している。
 県教委によると、同日午後0時25分ごろ、秦野署に「20分後に伊勢原高校を爆破する」と電話があった。県警は同校のほか、秦野、伊勢原市にある高校の警戒を行ったが、異常はなかった。