県立小田原城北工業高校(小田原市栢山)の生徒が伊豆箱根鉄道大雄山線の開業100周年を記念したスタンプをデザインした。伝統工芸品「小田原ちょうちん」や、玉宝寺(同市扇町)や大雄山最乗寺(南足柄市大雄町)にちなんだ羅漢像やてんぐなど、沿線の魅力を図柄に選んだ。同社は29日から、小田原など五つの駅に設置し、全て集めると景品がもらえるスタンプラリーも始める。(佐野 克之)
スタンプ(直径55ミリ)をデザインしたのは同校デザイン科2年の本間亜衣琳さん(17)。小田原駅はかまぼこや梅の花を、五百羅漢駅は駅名の由来になった玉宝寺の五百羅漢像にちなみ、羅漢像をあしらった。
相模沼田駅と和田河原駅は駅舎を、てんぐ伝説が残る大雄山最乗寺最寄りの大雄山駅はてんぐを描いた。
同社が同校に依頼し、生徒26人が授業の一環で制作。同社の審査で、本間さんの作品が「かわいらしく、親しみやすい」と髙く評価された。
本間さんは「少ない線で分かりやすくデザインするのが難しかった」と振り返り、「沿線の人たちに親しみを持ってもらいたい」と期待した。
スタンプラリーは来年3月末まで。同線の1日フリー乗車券「金太郎きっぷ」を購入し、五つの駅でスタンプを集めると、スタンプをデザインした缶バッチをプレゼントする。また子どもの運賃が無料になる今月29、30の両日には、五つの駅で集めた参加者全員に同じ缶バッジを贈る。
問い合わせは、同社運輸課☎055(977)1207(土・日曜、祝日を除く午前9時半~午後4時半)。