本文へジャンプ

ホーム > 神奈川の教育情報 > ニュース >教職員3割 過少申告経験

教職員3割 過少申告経験

神奈川新聞2026年01月14日

勤務時間 日教組調査

 公立学校の教職員の3人に1人が勤務時間を実際より短く申告した経験があることが13日、日教組の働き方改革に関する調査で分かった。過少申告によって勤務実態の把握が難しくなる恐れがあり、山崎俊一書記次長は「大変重く受け止めている。業務削減なしに勤務時間管理を進めれば、余計に悪化すると懸念している」と訴えた。
 調査は昨年9~10月にオンラインで実施し、1万7683人が回答した。土日を含めた1週間の勤務時間は平均59時間44分。調査を始めた2018年以来初めて60時間を切ったものの、1カ月に78時間56分の残業となる計算で、なお「過労死ライン」に近い。
 直近1年間の勤務時間の申告では、「いつも短く記録していた」のが6・9%、「短く記録したことがある」は26・3%で、計33・2%に上った。学校種別では、部活動のある中学と高校で割合がやや髙い。
 短く申告した理由(複数回答)は、「医師と面談するのが面倒」36・9%、「管理職に指摘される」36・0%が多い。年齢別にみると、10~20代は37・1%が「職場の他の人も短く記録している」とし、他の世代と比べると髙かった。
 平日または土日に自宅で仕事をしたのは57・6%で、学校種別では小学校60・0%、中学校54・5%、高校47・4%。持ち帰った業務で最も多かったのは「授業準備」の89・9%だった。