高総検レポート No 68

2004年7月1日発行

2004年度入選に関するアンケート

「前期選抜」に関して【集計結果】

2004年度入試の実態把握のためのアンケートの報告をします。2回目のアンケートと内容が重複した項目は後期の欄に載せてあります。記述された内容は、申し訳ありませんが、同趣旨のものはこちらでまとめてしまいました。
分会数(116)(全日普通科83、専門学科17、定時4、単位制普通科・総合学科12)

1.全体的な質問
(ア)面接に要した日数は

1日 2日 3日
56 43 15

*応募の予想がつきにくかったので3日にわたるところも出ました。

(イ)募集定員枠を超えて合格者をとりましたか。(全日2%、定時5%の利用状況)

いいえ はい
72 21



↓内訳

1人 2人 3人 4人 5人 6人
11 6 0 3 0 1

*辞退の予想もつきにくかったという指摘がありました。

(ウ)発表後の取り消しがありましたか。

いいえ はい
72 21


 
↓内訳

1人 2人 3人 4人 5人 8人 10人
13 12 2 4 1 2 2

*取り消しの予想もつきづらい入試でした。

2.入選作業の体制及び勤務条件について  (項目の後ろの数字は該当数)
・ 入選担当委員の仕事で、問題(勤務時間、等)になったことはありますか。

・ 入選作業用のコンピューターについて(台数、システム等)は問題がありましたか。

3.面接について
・ 面接を行う体制で問題になったことはありますか。複数回答可。

・ 面接評価に関してあがった問題は何ですか。複数回答可。

4.調査書についての問題
・ 面接を行う体制で問題になったことはありますか。複数回答可。

5.調査書と自己PR書との記載内容の相違

  1. 相違があったか
    いいえ ( 22 ) はい ( 46 )
  2. 記載について担任間の不統一があったと感じたか
    感じない( 4 ) 感じた( 73 )
  3. 相違があったときどうしたか
    A 調査書の記述 B 面接で確認 C 中学に問合せ D その他
    40 7 5 4

    D その他

6.調査書の学習の記録以外の扱い

  1. 点数化について
    点数化していない( 17 ) 点数化している( 63 )
  2. 点数化していない場合の選抜資料としての扱いについて
    ほとんど使わない( 2 )  使う( 11 )
  3. 点数化しないでつかうときはどのように資料か  
  4. 調査書の記載事項の抜き出しについて、昨年と比べてどうしたか
    A 細分化複雑化 B 同じ基準 C 簡略化させた
    31 32 15

  その他の問題要望

7.前期全般をみて問題点は何だったでしょうか。複数回答可

「後期選抜」に関して【集計結果】

回答数 92分会 

1.募集人数など
(ア) 前期合格発表後の辞退があったか

いいえ はい
47 44

1人 2人 3人 4人 5人以上
18 11 1 3 8

*半数の学校で、発表後の辞退者が出ています。5人以上のところもありました。

(イ)後期選抜の受験者の中で、前期選抜でも受験していた者の比率

約75%以上 約50〜75% 50%程度 約25〜50% 約25%以下
52 23 2 1 1

*予想されたことですが、前期と後期で同一校を受検した者が大多数でした。

(ウ) 前期・後期あわせて募集定員枠を越えて合格者をとったか

いいえ はい
60 30

1人 2人 3人 4人 5人以上
8 8 6 4 1

*半数の学校で、発表後の辞退者が出ています。5人以上のところもありました。

(エ) 後期選抜合格発表後に取り消しがあったか

いいえ はい
50 40

1人 2人 3人 4人 5人以上
24 6 4 1 0

*半数の学校で、発表後の辞退者が出ています。5人以上のところもありました。

(オ) 後期選抜の中で学区外枠25%の応募状況に変化があったか

変化はない 変化があった
56 14



↓内訳

内容

(カ) 前期選抜・後期選抜を合わせると25%に変化があったか

変化はない 変化があった
52 15

内容

*学区外志願者が増加したのは2割程度の学校でした。
学区外への高校へ進学したいというニーズは、実態としては小さいものであることがうかがえます。

(キ) 過年度生をどのように扱ったか
内容

*県の規定はありますが、各学校でそれぞれ苦労して公平公正な入試を行おうと努力している様子がわかります。次の(ク)も同様です。

(カ) 長欠申請のあった受験生をどう扱ったか

変化はない 変化があった
52 15



↓内訳

内容

2.後期選抜の問題
(ア) 入選作業の体制および勤務条件について問題となったこと

内容

ここの自由記述欄には、多数の分会から切実な声が寄せられました。上には、それらを無理やりにまとめてあります。特に多かった意見としては、
(1) 過度のチェックを指示され、業務が多忙となるだけでなく、その有効性が見いだせず苦痛である。
(2) 業務が多忙であり、本来の業務に支障を来し、また時間外勤務が非常に多くなった。
(3) 月曜日の学力検査にはさまざまな困難がある。
といったものでした。
 校長は、私たちのこのような声を、上へ伝えようとはしていません。私たちは、組合本部を通じ、少しでもましな入試となるよう、県教委へ要求し続ける必要があります。

(イ) 英語リスニング試験と放送設備

故障はなかった 故障があった
87 3

その他の問題点

(ウ) 前日準備と問題受領
1.管理職以外に何人出勤したか

1〜2人 3〜5人 6〜10人 10人以上
10 25 45 11

2.問題用紙点検に要した時間

1時間未満 1時間程度 〜2時間未満 2時間程度 2時間以上
2 9 9 37 23

3.回復措置をどうしたか

A 特勤 B 半日振替 C 1日振替 D 変則 E なし
8 70 2 10 1

入試前日の日曜日に、問題受領と冊子確認のために出勤する必要が生じました。その人数は5人から10人程度のところが多かったようですが、ほぼ全職員が出勤した現場もあったようです。問題の到着を待って、用紙の点検を2時間程度かけて行い、他の業務を合わせて行って半日の振り替えで処理した…というのが標準的であった、という結果でした。









上記以外の問題

(エ) 第2次選考における調査書について
1.記載事項等の内容の点数化

A 後期は点数化していない B 前期ほど細かくない C 前期と同じ基準 D 前期より細かい E その他
25 16 31 2 5

E その他

2.前期と比較して比重は

A 前期より重い B 前期と同じ C 前期より低い
3 16 44

第2次選考における学力検査の結果について
(オ)傾斜配点していますか。

いいえ はい
63 16

(カ)採点・点検に時間がかかったが、それがスケジュールに影響を及ぼしたか

A なかった B 採点を次の日 C 入力を次の日 D その他
61 10 4 4

D その他

まとめ

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