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高校神奈川 No.558

2008年12月20日

2008県労連確定交渉大綱妥結
勤務時間を7時間45分に。子の看護休暇は複数子について6日に拡大!

県労連幹事会は交渉最終日である12月2日、幹事会を開催し、最終段階での高尚における重点要求を確認し、交渉に臨みました。14時35分から行われた幹事団交渉の冒頭、加藤議長は「この間、2回の日程変更を含めて交渉を重ねてきた。県労連幹事団としても課題を焦点化してきた。最終日を迎える中での要求として課題を伝えたい」と述べ、岡本事務局長から、勤務時間、休憩時間の確保、総労働時間の縮減、両立支援策、メンタルヘルス対策、臨任非常勤の処遇改善などについて要求を伝えました。
その後の交渉・折衝を経て示された県当局からの回答のなかで、今期の最大の柱であった勤務時間については学校現場での実情を踏まえ、休憩時間を45分とし、子どもの看護休暇について複数の子に対しては上限を6日とするなどの対応が示されるなど、一定の前進がみられたことから県労連幹事会は各単組の批准に付し、6単組すべての批准により、12月3日午前4時に妥結が確認されました。


 2日午後からの交渉における労務担当部長の回答は、おおむね前回の幹事団交渉の際の回答にとどまっていましたが、勤務時間については「前回までの交渉において学校実態について重く受けとめた。授業や下校指導など教育現場の特性がある一方で、社会的関心が高く透明性、説明責任が求められる中で、心を痛めている」と述べました。また、非常勤・臨任の処遇については、報酬、休暇等について改善が困難としながらも、この間の県労連からのねばり強い要求の中で「どのような工夫ができるか検討したい」との回答を示しました。
 県労連幹事会はこの回答状況を受けて、折衝・幹事会を断続的に開催し、20時25分に総合的判断に向けた三役交渉に入ることを確認しました。
 断続的に開催された三役交渉を経て、県当局は下記のような最終回答を示しました。

○職員の勤務時間については、1週間当たり38時間45分とするとともに、基本的な1日の勤務時間を8時間30分から17時15分までの間における7時間45分とし、午後零時から午後1時までを休憩時間とすることとし、平成21年4月1日から実施する。
 なお、学校職員の休憩時間については、45分とする。
 勤務時間短縮の実施に伴う諸課題については、平成21年3月を目途に労働時間等小委員会で話し合っていくものとする。
○メンタルヘルス対策については、職場リハビリテーションについて産業医の関わりを同実施要綱に規定するとともに、各所属向け復職支援に関する啓発資料を作成する。あわせて、職場リハビリテーションの検証に向けた検討を行うものとする。
○総労働時間の短縮に向けて、管理監督者を対象とした研修を平成21年度から実施する。
○休職者への見舞金については平成21年3月31日をもって廃止する。
○子の看護休暇については、複数の子を養育する職員については、1の年に職員1人あたり6日の範囲内で有給の休暇を取得できるものとし、平成21年4月1日から実施する。
○非常勤職員の子の看護休暇については、雇用の日から、勤務時間数および雇用期間に応じて有給又は無給の休暇を付与することに改めるものとし、平成21年4月1日から実施する。
○職員が裁判員に選任され、裁判に参加する場合等には、証人等の場合と同様に必要な期間を特別休暇として措置することとし、平成21年5月21日から実施する。
○いわゆるフルタイム再任用職員の夏季厚生活動のための職務専念義務の免除については、5日の範囲内で承認できるものとする。
○いわゆる4分の3非常勤職員の報酬の支給日について、1月および5月にあっては、10日とすることとし、平成21年4月1日から実施する。
○義務教育等教員特別手当および教員業務手当については、賃金専門小委員会報告のとおりとする。
 
 
 県労連幹事団は、この回答を今期確定交渉の到達点として各単組の批准に付することを確認し、神高教執行委員会はこの結果を受けて、次の評価点を持って機関役員に批准を求めることとしました。その結果、6単組すべての機関会議において批准を確認し、大綱妥結に至りました。

神高教執行委員会の評価点

○今期の課題の柱であった勤務時間については、学校の実態を踏まえた対応を位置づけたこと。
○子の看護休暇について複数子の日数拡大を措置させたこと。また、臨任・非常勤職員についても改善を位置づけることができたこと。
○休職者の見舞金については廃止を余儀なくされたものの、リハビリ勤務の検証、管理職への研修、総労働時間の短縮により休職者を出さない努力について回答を引き出したこと。
○臨任への拡大についてはひきつづく課題となったものの、40時間再任用の夏季休暇(職専免)を5日に拡大できたこと。
○義務教育等教員特別手当の減額については09年1月実施については余儀なくされたものの、教員特殊勤務手当の改善については当初09年1月実施としていたものを、08年10月実施とさせ、県単部分の運用改善を引き出したこと。


ヨコスカピースフェスティバルに参加して

 「思いのほか楽しかった。」それが僕の感想です。その楽しかった思い出を簡単にですが紹介させてください。
 実は僕にとっては、今回が初横須賀でした。当然、初めて三笠公園にも行ったわけですが、まず会場に着けるかどうかが不安でした。駅を降りるとさっそく大勢の人、人、人。「ピースフェス、ハンパねぇ!(若者の間では『かなりすごい』の意)」と心の中で叫びながら「いざ!会場へ」(しかし、この人波が別のお祭りだったことが10分ぐらい後で判明しました。)
 まず目に飛び込んできたのは軍艦「三笠」号です。「ピースフェスなのに軍艦の前でやるのかよ」と、不謹慎なことを考え、多少の違和感を覚えながら青年委員会のテントへ。
 テントの中はすでに準備が進んでいて、熱気を帯びていました。前日にせっせと準備した「モツ煮込み」と「チジミ」の焼けるおいしそうな香りが漂っています。売れそうな空気もプンプンしています。味見してみたところ、ほっぺがとろけるうまさでした。
 イベントが始まると、ステージでは色々な団体がパフォーマンスを披露していました。沖縄のエイサー?やバンドによる演奏など様々で、見ていて飽きることがありません。
 その中で、特に印象に残っているのが、おそらく中学生と思われる3人の少年が組むバンドです。お世辞うまいとはいえませんでしたが、ビートルズの名曲を次々と披露していました。お友達と思しき中学生もたくさんいて、「こういうの、何かいいな」と思いながら聴いていました。
 別にムリしてこじつけるわけではないですが、この子達を見ていて思ったのは、「平和ってすばらしい」ということです。昼間からモツ煮を食べながらビール飲んで、歌を聴いて過ごす・・・。当たり前のことですが、このようなことができること自体とても幸せなことです。不謹慎かもしれませんが、別に飲んで食べて騒ぐだけでも、平和について考えることはできると思います。世界中の津々浦々に様々なお祭りがあって、その日だけはみんなすべてを忘れて踊ったり、歌ったり、はしゃいだりしているではありませんか。まさに「平和」そのものではないでしょうか。
さ て、賑やかだった会場にも片付けの音が響き、笑い声とともに日が暮れていきます。昼間出会った少年たちが、僕ぐらいの年齢になる頃も、昼間からモツ煮を食べながらビール飲んで、歌を聴いて過ごせるような国であって欲しいと思います。   

(秦野総合分会・定) 


リレーエッセイ、共生への道15】
 これからでるマンガ「マンガ、外国につながる子どもたち(仮)」

  2007年5月頃、当時明石書店に勤めていたNさんから次のような相談を持ちかけられました。「オーバーステイや在留資格を取り消された家族と子どもたちに出会い、何とかこうした子どもたちの励みになるような本を作りたい」同じようなテーマの本の編集を手がけた経験から、私は「そんな本は売れっこない!」と一蹴しました。在日外国人の子どもたちについて、ましてや強制送還されようとしている「不法滞在」の子どもたちがどのような苦しみと困難の中にいるか、ニッポン人は知ろうともしない。
 「私は一部のマニアが読むだけの『売れない本』を作りたくない。書店で平積みになるような本を作りたい。そのようなメッセージの発信のしかたをしないと、今の日本の閉塞状況は少しも変わらない。明石書店の本の中で、今、一番売れている本はどれですか?」
 Nさんが即座に示してくれたのは「マンガで学ぶ開発教育、世界と地球の困った現実」日本国際飢餓機構(編)、みなみななみ(マンガ)
 私は本書をぱらぱらとながめ、「これでいきましよう!」と私は叫びました。非正規滞在者の問題ばかりでなく、「外国につながる子どもたち」の背景や直面する課題をトータルに語るマンガなら、ひょっとしたら子どもたちも大人も読んでくれるかも知れない。
 幾人かの方に相談しながら、中・高・大学の教員+編集それにマンガ家のみなみななみさんが加わり、合計8人の「マンガ、外国につながる子どもたち」の企画がスタートしました。企画がかたまり、2008年になってマンガ家のみなみななみさんも加わって、具体的な作業がはじまりました。
 マンガは20の物語からなるオムニバスです。登場してくる子どもたちは、私たちが教室で出会う子どもたちや、ボランティア活動で出会った子どもたちがモデルになって登場してきます。もちろん個人が特定できないように、物語の設定や構成を変え、いく人かの子どもたちの体験を合成して、登場人物のキャラクターを創作しました。したがって、20の物語の主人公達となる子どもたちは、おそらく数百人の子どもたちの体験が元になっています。
 来春2009年には出版できる見通しです。ご期待のほどを。 

(総合産業・定分会)


激熱!猿島探検ツアー

 チャーター船に乗り込み、海から港のぐるりを見学後、猿島に揚陸。島の内部をぐるりと探検後、浜辺でバーベキューや西瓜割りをして交流。島を離れた後はどぶ板通りを見学。ツアーの中身を雑駁に記せば以上のとおり。だが、港は日米双方の軍港であり、島は砲台が置かれた歴史を持つ無人島。海に浮かび、海を隔て、見えないもの・見せられないものへの不安と興味を抱きつつ、横須賀の現実を直視する。しかし、我々は、現実を直視したのだろうか。浜辺で勤しむ西瓜割りにも緊張感が漂うはずだが、子どもと大人とそのはしゃぐ笑顔からはその緊張感が微塵も感じられない。だが、これがよい。戦時性の戦時性たる所以はその場がもたらす情況ではなく、狂人が巻き起こすその行動にある。場を、戦う場にするのも和む場にするのも、良心に信託された人間である。7月21日の海の日、我々は横須賀で記憶と対峙し、猿島を「平和を祈念する場」に塗り替えることを完遂した。

 (磯子工業・定分会) 


   

県北支部レクレーション報告
楽しかったバス旅行

 10月18日土曜日、橋本駅に続々と集まる県北支部の組合員とその家族。その数30人。いつもの集会とは異なり、皆楽しそうな顔つきだ。それもそのはず、今日は支部レクレーションの山梨バス旅行だ。
 バスはたいした渋滞も無く、中央高速をすいすいと進み、いつも間にか御坂農園に到着。おじさんの説明を聞きながら甲州ぶどうの食べ放題となった。昼食となり、くつろいだ雰囲気のなか山梨名物のほうとう鍋を味わい、秋晴れにさそわれてか生ビールの人もいた。モンデ酒造の工場見学とワインの試飲でほろ酔い気分。最後に信玄餅の桔梗屋で工場見学と甘いお菓子のお買い物。
 帰りの車中ではお楽しみ抽選会となり、山梨名産を当てて大満足。予定より1時間早く橋本着となり、この日ばかりは日頃の忙しさを忘れさせてくれる癒しの一日だった。皆さんのご協力で久しぶりの支部レクレーションは大成功だった。

 (新磯分会)