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高校神奈川 No.580

2010年05月21日

格差是正・雇用拡大、神奈川からはじめよう!

−今年もふたつのメーデーに結集−

 働く者の幅広い連帯にとりくむ神高教は、今年も二つのメーデーに参加しました。4月29日は、みなとみらい地区の臨港パークで、連合神奈川主催の第81回「かながわ中央メーデー」が開催され、1万1200人(主催者発表)が結集しました。 5月1日には神奈川区の反町公園で、約500人(主催者発表)の参加で「かながわ地域労働運動交流」のメーデーが開催され、今年も沢渡公園まで、歴史ある「5・1メーデー」のデモ行進を実施しました。

本当の労働実態を突き出そう!
 神高教・全水道・相鉄労組・国労・神奈川シティユニオンなど、ナショナルセンターの枠を超えて労組が共闘する、「かながわ交流」のメーデーでは、共同代表をつとめる神高教・園部委員長が、「高校生活応援基金」のとりくみから明らかになった、子どもたちのきびしい生活環境に触れ、「本当の労働実態を突き出していかなければ社会は変わらない」と訴えました。
 また、国労神奈川地本の米山書記長からは、1047名JR不採用問題に対する「4・9政府解決案」受諾決定の報告とともに、23年間に及ぶたたかいを支えた、物心両面にわたる支援への感謝が語られました。


退任にあたって

現業業務の民間委託は許されない! 

前執行委員 具志堅進

 一期2年、執行部の一員として活動させていただき、ありがとう6ざいました。一週間のうち2日間を日教組、3日間を神高教という変則的な活動形態で組合員の皆さんご期待に応えられたかどうか自信はありませんが、総務省の「研究会」対策や県教委の「業務委託」導入への対策など、現業職員にとっては貴重な二年間の活動だったと思っています。
 全国的には、自治労・公務労協との共闘によって、国による自治体への民間委託の強制、民間の非正規職員並の賃金水準の切り下げ等、公務の現業職員への攻撃を押し留められたことや、県教委による「業務委託」の試行を拡大させなかったことなど、専従として活動できたことが大きかったと思います。しかし、現業職員への攻撃は依然続き、行政職や実習教員への「任用換え」や業務の「民間委託」は西日本から全国に広がっています。
 神奈川県も例外ではなく、現在、県職現業と共闘して、県当局から提案されている「業務の見直し」問題の交渉を進めています。当局の提案は、総務省の指示を根拠に現業業務を、(1)業務委託する業務(職種)、(2)非正規化する業務(職種)、(3)直営として残す業務(職種)に整理し、合理化を進めるというものです。
 この交渉経過が現在、県教委が進めている「業務委託の試行」に影響を与えているのは間違いありません。
 私たち高校現業労組は、「直営として業務を残す」を基本として交渉に臨んでいます。また「業務委託の試行」に対しても、「試行の即時中止」と「採用の再開」を求め、交渉をすすめていきます。
 2010年度も昨年同様、生田東と氷取沢の2校で「試行」が継続されています。これを打ち切らせるために、今年度も該当校との連絡を密にして、県教委との交渉を行っていきます。
 と同時に、各学校で「業務の共同実施」にとりくみます。各地域で実施される「共同作業」は、「学校には直採の現業職員が絶対に必要」ということを証明し、新採用を再開させるためのとりくみです。それを可能にするのは、「共同作業」の成果に対する他の職種や生徒、保護者の「学校には現業職員が必要だ」という世論です。
 私たちは、子どもたちが安全に、また安心して学校生活をしていく上で「学校には直採の現業職員が絶対に必要」と考えています。そのためにも私たちは、学校において安全に関わる「専門職員」を目指し、日常業務にとりくんでいきます。
 神高教と現業組合が一体となったとりくみが必要です。協力・支援をよろしくお願いします。

あきらめず、今ここから始めよう

前執行副委員長 畠山幸子

 見知らぬ街を歩くのが好きだ。次の角を曲がると、すっと違う世界に入り込んでしまいそうな期待感で胸がワクワクする。好きな人と一緒もいいが、一人もいい。曲がるか、まっすぐ行くか、ここを過ぎるとどこへ行くのか。
 執行部生活の個人的体験としての感想を問われれば、「ああ面白かった」と、言うしかない。一種ランナーズハイともいえる8年間は、実に元気に過6せた日々でもあった。しかし、その8年間は「人事評価制度」の導入に始まり、戦後最大の公務員賃金の見直しが行われ、神奈川における「教職員賃金制度」の改悪、「新たな学校運営組織」「総括教諭」の導入、「退職金」の改悪、教育課題については進学重点校など高校教育改革の方向性や全日制の定員枠の問題、そして教育基本法の改悪と教員免許法等教育三法の改悪といった、とんでもない日々でもあった。
 だから「面白かった」というのは「けしからぬ思い」なのかもしれない。それでも、そうしたそれぞれの課題について、「もっと私にできたかもしれないこと」は、これからに生かしていくしかない。
 今の学校現場は、かつて私たちが一つひとつ築きヒげたはずの民主化がガラガラと崩れ去ったあとの虚しい空気が蔓延している。組合の存在意義も見えにくくなっている。でも、今ここから始めるしかない。これから一つひとつ積み上げていけばいい。
 執行部にいたおかげで、様々な土地行くことができた。ほとんどはスケジュールぎりぎりで、どこに行っても会議室しか行けなかったりもするのだが、時に見知らぬ異次元の世界に入り込めたりもする。若い、特に女性の組合員のみなさん、執行部、面白いですよ。