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高校神奈川 No.638【抜粋】

2016年04月28日

新たなる神高教運動の前進にむけて

 馬鳥執行委員長、畠山書記長が続投し、新たに3人、永田(弥栄分会)、辻(大船分会)、冨貴(向陽館分会)を加えた新執行部が誕生した。

執行委員長 馬鳥 敦

 慌ただしい中で、新年度がスタートしました。神高教は、組合員の皆さんの絶大なるご信任をいただき新しい執行部体制を確立することができました。抱負を四点述べさせていただきます。
 第一。若い教職員の皆さんの一人でも多くが、神高教組織に加入し、参画できるような新しい運動を創りあげていきたい。そのために、新採用5年終了の辻直也さん、新採用6年終了の冨貴大介さんに執行部に加わっていただきました。また結婚・出産・子育てをしながら仕事をしていく教職員が増加することから、その「経験者」として若い皆さんに強く発信できる永田千里子さんに加わっていただきました。過去の慣例にとらわれることなく組織の自己革新をすすめていきたいと思います。
 第二。これまでの神高教運動の成果も継承していきたい。そのためにも、神高教運動を長年支えてきていただいた再任用・退職臨任の皆さんに、職場を原点とした神高教運動を若い組合員の皆さんにしっかりと継承していただきたいと思います。
 第三。職場の切実な要求や組合員の皆さんの気持ちに敏感に応えるとりくみを行っていきたい。さしあたって、「定期試験の共通問題化」や「授業時間数の確保」で揺れる高校現場で起きた入試のミスに神高教がどのように対応していくかが試金石であると思います。二度とあのような事態が起こらないような実効力ある対応策を現場の視点から県教委に求めていく決意です。
 第四。生徒や若者の未来に責任をもつ神高教運動を展開したい。高等教育への進学機会が自己責任とされ、数百万円の教育ローンを背負って多くの若者が社会生活をスタートする奨学金制度を変えたい。多くの若者を非正規へと追いやる昨年9月に改悪された労働者派遣法を変えたい。日本国憲法と明らかに矛盾し、この3月に施行された生徒や若者を戦場に送り出す安保関連法を廃止したいと思います。
 私は、神高教は、神奈川の高校教育にとってなくてはならない組織であると強い確信をもっています。この二年間、他の七人の執行部、平和フォーラムの藤本泰成さん、日教組の西原宣明さん、と一致協力して、神高教運動の前進のために全力でとりくむ決意をここに表明いたします。どうかよろしくお願いいたします。


「学校現場を離れて」

書記次長 永田 千里子

 2人の子どもを育てながら34年間教員をやってきました。この経験を生かして、これから結婚、出産、子育てを控えていらっしゃる若い先生方の働きやすい環境作りや権利の獲得のために尽力していきたいと思っています。私たち一人一人がプライベートな時間や家庭での時間を大切にできなければ、毎日いきいきと仕事をこなし、生徒たちと明るく接していくことはできません。このような仕事のあり方を実現するためには、現在の多忙化を解消しなければなりません。現場の声を吸い上げてその解決の為に努力してまいります。


「真田丸」に感化されつつ

執行委員 辻 直也

 大急ぎで職場の片づけを済ませて、横浜市西区の藤棚町にある本部執行部に引っ越してきました。ここには管理職も生徒もいないまさに「事務所」ですが、ここにいる面々が今後どう立ちまわっていくかが現場ではたらくみなさんの生活を大きく左右するであろうことを、四方を取り囲む重要な資料の山から予感しています。
 向こう2年間は神奈川の高校現場を支える分会のみなさんにお仕えする「忍び」になったつもりで、分会から何が求められているのかを機敏にとらえ、交渉ごとには必ず実をとる覚悟でとりくみ、いち早く情報を得て的確にお伝えし、組織と現場の繁栄に役立ちたいと思っています。


教え子との再会、そして決意

執行委員 冨貴大介

 分会訪問が始まっています。訪れたある学校の事務室で、出迎えてくれたのはなんと、教え子でした。すっかり頼もしくなっていて、大変嬉しく思いました。思えば、その生徒は、私が奨学金問題にとりくむ原動力となった生徒なのです。これからは「働く仲間」として、同じ「組合員」として関わっていけことをとても嬉しく思います。
 最近、与党も給付型奨学金について言及していますが、選挙の争点潰しで不十分な制度になってしまうことは、阻止しなくてはなりません。そうした意味でも、これからが正念場です。学びたいと願うすべての子どもたちが、学べる社会の実現を奨学金問題プロジェクトを通じて訴えて行きます。