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高校神奈川 No.639【抜粋】

2016年04月28日

450人が聞き入った!
憲法を考える5.3県民集会

 5月4日、かながわ憲法フォーラムが主催する「2016憲法を考える5.3県民集会 戦争をする国の女たち・男たちにはならない」が横浜市開港記念会館で行なわれ、弁護士の角田由紀子さんによる憲法24条などのに関する講話に集まった450人が聞き入りました。角田さんは「憲法24条育む家族は、自他を尊重する独立した個人が構成します。家族内外の人間と対等な関係を取り結ぶ個人、このような人間は人殺しを行ないません。憲法24条が考える人間は最も戦争に不向きです。憲法9条はこのような人間によって内側から支えられているのです。『だれの子どもも殺させない』という母の存在は、憲法9条を支えます」と説き憲法の重要さを語りました。(2面へ)
  角田由紀子さん(弁護士)

くらしの底上げを実現しよう
かながわ中央メーデー

 4月29日、かながわ中央メーデーが、臨港パークで開催され、約8500人が参加しました。式典のアトラクションでは、厚木高校軽音楽部の生徒らによる演奏が行なわれ、黒岩知事も踊るなどして会場は大いに盛り上がりました。
 柏木実行委員長は、挨拶の中で地震によって甚大な被害が出ている熊本へのお見舞いを述べるとともに、「自然に対する畏敬の念を忘れた危機管理体制、そして社会の構造的課題の危機としては差し迫った少子高齢化、そして現政権による民主主義の劣化も危機のひとつである」と現政権を批判し、「わたしたちはこのような危機を看過することなく、未来への責任を自覚するなかで活動を行なっていく」と決意を表明しました。「心をひとつに力を合わせ、くらしの底上げを実現しよう」とするスローガンが採択され、団結ガンバロウで締めくくりました。
 神高教は、恒例の産直野菜を景品とした抽選会を行い、メーデーを盛り上げました。


施行69年の憲法記念日
私たちひとりひとりが主権者−若いエネルギーが燃え上がっている

 5月3日、東京・有明の東京臨海広域防災公園で行なわれた5.3憲法集会には約5万人が集まり、憲法を守ろうと団結し、集会後パレードを行ないました。
 集会には民進党や共産党などの野党4党の党首が参加し、憲法の改正は認められないとして、夏の参議院選挙へ向けての意気込みを語りました。また、壇上にて民進党岡田克也代表、共産党志井和夫代表、生活の党と山本太郎となかまたち小沢一郎代表が手を取り合うなどして、会場をわかせました。
 続くリレースピーチではシールズの奥田愛基(おくだ・あき)さんが登場し、「憲法の主権者はわたし、私たちひとりひとり。これまでの不断の努力がこれを支えてきた。こんなところで終わるわけがない」と力強いメッセージを送りました。
 また、101歳のジャーナリスト、むのたけじさんは「この憲法9条こそが、人類に希望をもたらす。ご覧なさい。若いエネルギーが燃え上がっているじゃないですか。これこそ新しい歴史が大地から動き始めたことなのです」と渾身の演説を行ないました。


ALT雇い止めにNO!
メーデーで、実態を訴える

 県立高校で働く仲間が、不当な雇い止めにあった。業務委託(請負)で民間会社に雇われているALTだ。委託先の非道なやり方に、現場は怒っている。

 この春、磯子高校の「外国語始動助手」ことALTが不当な雇い止めにあうという事案が発生した。3月末ぎりぎりまで、次年度の雇用を想定したやりとりがなされていたにもかかわらず、4月に入っても何の音沙汰も会社から来ない。既に別のALTが配置されていたという。会社に理由を尋ねてみれば、一言「わかっているでしょう」と返ってきた。
 周囲からの信頼も厚い彼を雇い止めにした理由を会社は語らなかったが、それはおそらく、サインをしたはずの雇用契約書が送られてこない(!)ことに対してきちんと交付するよう求めるなど、彼の「物申す」態度が気に食わなかったからだろう−本人も現場もそう推察している。このような会社がALT事業を受託していることを、組合は決して野放しとしない。既に闘い理準備に入ったところだ。
 こうした問題が起こる背景にき、神奈川県が2006年度以来、ALTの雇用形態を直接雇用から業委託(請負)へと切り替えたことがある。このところ学校現場においても「民間委託」が流行りであるが、そこには「偽装請負」ではないtかとの懸念が常につきまとっている。ALTの授業にあたっては、教員との打ち合わせがなされていることが多い。これも業務委託契約上は本来認められていないのである。
 安易な民間委託の道を選んだ県の責任を、あらためて、あらためて追及していきたい。