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委員長挨拶

新年おめでとうございます

 昨年で一番うれしかったことは、高浜高校で2年間学級担任をしていた生徒が、教員をめざし数年間臨任を続け、昨年度県立高校の教員に採用され、先月には念願の結婚式をあげたことでした。披露宴の席で渡された丁寧な手紙には、私の背中を追いたいと書かれており、不覚にも涙を落してしまいました。彼は、困難な課題を抱える生徒が多く集まる高校で1年生の学級担任として生徒の支援に全力投球する毎日を送っています。このような若い教職員が生涯にわたって教育の仕事に専念できる環境を整備していくことが、神高教運動の役割であることを改めて実感しました。
 
 突然の衆議院解散・総選挙の影響で年末に決着がずれ込んでしまった2017県労連賃金確定闘争では、4年連続の人事委員会勧告の完全実施をかちとることができました。
 とりわけ感無量だったのは、2010年神高教本部に復帰して以来重点的にとりくんできた臨任の年度末の任用空白期間の解消を全国に先駆けて実現できたことでした。2013県労連賃金確定交渉では、賃金カットの「見返り」として、教員については任用期間をこれまでの終業式から2日延長することを実現しました。
 しかし、来年度からはすべての職種が3月末まで任用されることとなります。これによって、任用期間外に仕事をせざるを得ないという「理不尽」や、次年度任用されても6月の一時金が大幅に減額されることも解消されます。また、当局の財政負担は大きくなりますが、共済組合に加入するようになります。
 神高教が、弱い立場におかれている臨任・非常勤の仲間の問題を組織全体でとりくんできた成果であると確信しています。

 神高教は、雇用と年金のしっかりした接続を組織の重点課題の一つとしてとりくんできました。しかし、再任用教諭の賃金改善提案がわずか2,100円であることをどうしても動かすことができず、9月を目途に引き続き協議をすることとなりました。力足らずであったことを率直にお詫び申し上げます。
 与党が3分の2議席以上を占めるというきびしい政治情況の下、憲法改悪など困難な課題が山積する年になりますが、生徒・若者の未来のため決意を新たに共に頑張りましょう。

2018.1.1

執行委員長 馬鳥 敦