再編新設県立8高 校名案 | |||||||||||||||||||||||||||||||
神奈川新聞2007年08月17日 | |||||||||||||||||||||||||||||||
消える「三崎水産」 08年度開校 |
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県教育委員会は十六日、県立高校改革に基づき、二〇〇八年度に再編、新設する八高校の校名案を発表した。小田原城東と湯河原の両校は県立高では初めてカタカナ交じりとなる小田原総合ビジネスに統合。三崎水産は海洋科学への再編で、創立六十七年の伝統校名に冠した三崎が消える見通し。 県教委は@所在地や学科が分かりやすいA学校関係者や地域住民に親しまれる−などを基準に校名案を検討。学識経験者らでつくる校名検討懇話会(座長・高橋勝横浜国大教授)が今年四月、各校につき校名候補を三〜五案まとめ、在校生の意見を聞いた上で絞った。 小田原総合ビジネスは地名と学科名を合わせて命名。横浜緑園総合と秦野総合、横浜国際も同様のケース。一方、海洋科学科を擁する高校は県内でただ一つとして、三崎水産の再編校には三崎の地名を付けなかった。 国際、福祉の両学科を設ける横須賀明光は、「幅広い分野で明るく光り輝く人材を育てる」として名付けられた。通信制新タイプ校の横浜修悠館は、「学問や心身の錬磨に励み修めるとともに、ゆったりと落ち着いた生き方を『悠』に込め、多様な生徒が集う居場所を『館』として表した」という。同じ敷地内にある弥栄東と弥栄西の統合校は、弥栄とした。 県教委は校名案を、九月十三日に開会する県議会九月定例会に提案する。 (成田洋樹) 2008年度に開校する新校の校名案
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