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特色や履修例決まる

神奈川新聞2007年10月3日

09年度再編統合の県立4校
新校設置計画 10月県教委で正式に

 県教育委員会は2日、県立高校改革後期計画に基づいて2009年度に再編統合して新たに開校する県立4高校(全日制単位制普通科2校、定時制単位制普通科と全日制総合学科各1校)の新校設置計画案を公表した。各校の特色や履修例をまとめたもので、10月の教育委員会で正式に決める。(成田洋樹)

 単位制に変わる上郷・港南台の統合校は上郷に設置。同じく単位制となる神田・五領ケ台は神田に、総合学科を設ける栗原・ひばりが丘は栗原にそれぞれ統合校を置く。湘南の定時制は単位制に移行する。
 上郷・港南台ま選択科目で人文、社会、自然科学、国際、生活健康の5つの系統を設け、応用・一発展的な科目を置く。ゼミナール形式の学習も取り入れる。
 神田・五領ケ台は90分授業を基本に、授業によっては45分授業も展開。体験学習を重視し、学習や進路について個別指導するチューター制を導入する。
 栗原・ひばりが丘は選択科目で国際、情報、環境、福祉・健康、表現の5系統を用意し、特に国際理解教育に力を入れる。1年生全員が英語の聴き取り能力と発音を磨くための授業を受ける。
 湘南定時制は午後3時25分から6校時展開を予定。1年早い3年間で単位を取り卒業できるようにするためで、正規の1校時が始まる午後6時前に実施してきた授業を制度化する。