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新教育長に山本氏

神奈川新聞2008年03月15日

知事 人事案24日提案へ

 松沢成文知事は十四日、新たな県教育長に山本正人・県立保健福祉大副学長(59)を四月一日から起用する方針を固めた。開会中の県議会二月定例会最終日の二十四日に人事案を提案する。引地孝一県教育長は今月末で勇退する。
 山本氏は横浜国大教育学部を卒業し、一九七二年に県庁入り。主に教育畑を歩み、二〇〇四年に県教委教育部長、〇五年からは県民部長を歴任、〇七年六月から現職。 〇五年四月に着任した引地教育長は三年で退任する。この間、向こう二十年間の神奈川の教育方針について定めた「かながわ教育ビジョン」を昨年八月に策定。今年二月には、県立高校で日本史を必修化する方針を打ち出した。
 県教委が県立高校の卒業式などで君が代斉唱時に起立しなかった教職員の氏名を収集している問題では、県個人情報保護審議会の答申に反し、収集を継続する方針を堅持した。

(成田洋樹)