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地球環境考えて

神奈川新聞2008年03月19日

県立舞岡高校で「壁面緑化」

 県立舞岡高校(横浜市戸塚区南舞岡3丁目)で18日、校舎の外壁を植物で覆うため、生徒らがフジの苗木を植えた。校舎の「壁面緑化」は、県立高では初めての試みという。
 舞岡高と保土ケ谷養護学校分教室の生徒ら約30人が参加。校章のキキョウと同じ紫色の花を咲かせる8本のフジを、つるを巻き付けさせる雨水配水管に沿って植えた。3年後には4階建ての校舎の高さ約15メートルまで伸びるという。
 同校は、環境・エネルギー教育重点推進校として、環境学習に力を入れている。生徒会副会長の宗広優衣さん(16)=1年生=は「どんな美しい花を咲かせるんだろう。学校がどう変わっていくか、これからの2年間が楽しみ」と笑顔。吉田幸一校長は「フジの成長を感じながら、地球環境のことを考えてほしい」と話していた。

(小林 剛)