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敷地内全面禁煙に

神奈川新聞2008年08月26日

県立学校で来年1月から

 県教育委員会は二〇〇九年一月から、県立学校の敷地内を全面禁煙にする。教職員らが喫煙する姿を児童や生徒の目に触れさせないようにし、喫煙防止教育をより推進したい考えだ。
 今回敷地内禁煙になるのは、高校百四十八校と特別支援学校二十四校。二十五日付で全校長に通知した。
教委は健康増進法施行を受けて〇四年四月から、所管する県立学校や図書館などの全教育施設を建物内禁煙としている。
 山本正人教育長は敷地内禁煙について「教職員が敷地内で喫煙するのは効果的な喫煙防止教育の支障となりかねない」と説明。県立学校以外の所管施設については「もう少し全体の状況を見て考えたい」と述べた。
 県教委によると、今年六月現在、全国三十八都道府県が既に学校の敷地内禁煙を実施。栃木、山梨両県教委も神奈川と同様、○八年度中の実施を予定している。
(田口要)