92%全日制希望 |
神奈川新聞2008年12月03日 |
公立中3 進路調査 県教育委員会は二日、県内の公立中学校を来春卒業する三年生の進路希望調査の結果を発表した。全日制への進学希望者は前年より0・4ポイント増の92.1%(六万二百二十四人)で六年ぶりに増加に転じた。通信制は過去最高の1・5%(九百五十一人)、定時制は1・4%(九百二十七人)だった。県内の全公立中四百十四校の三年生六万五千三百七十五人(前年比九百二十七人増)を対象に、十月二十日現在の進路希望を調べた。高校への進学希望者は96・3%で、就職希望者と専修学校への進学希望者はいずれも0・5%。進路未定は2・4%だった。 昨年は十五年ぶりに八割を下回った県内の公立全日制高校への進学希望者は、今年は81・2%。公立高校の学区制度が撤廃されて五度目の受験となるが、二〇〇四年に25・7%だった旧学区外への進学希望率は年々上昇。今年は39・1%が旧学区外への進学を希望しており、横浜市内では六割を超えた地域も出ているという。(真野太樹) |