県内公立学校教員採用試験 |
神奈川新聞2009年06月19日 |
身体障害者の応募者数 県教委所管公立学校の教員採用試験では08年度までの数年間、1100−1200人程度の募集数に対して障害者の応募者数は10人前後で、採用数も数人にとどまっていた。 そうした状況を受け、県教委は門戸拡大とともに、生徒に対する教育的効果の向上などを目的に、一般選考とは別枠で10人程度を採用する身体障害者特別選考枠を09年度の試験から導入。この選考枠に対して17人の応募があり、08年度は9人だった身体障害者の応募者総数は、28人に増加した。県教委は10年度以降も、特別選考枠を継続していく方針。 一方、教員採用試験への全体の応募者数は8582人で、08年度より411人増加。応募倍率は6・9倍となった。(渋谷文彦) |