本文へジャンプ

ホーム > 神奈川の教育情報 > ニュース >児童生徒の暴力最多

競争率は6.2倍

神奈川新聞2010年09月15日


教員試験の全国平均
 09年度採用数4%増

  都道府県と政令市の教育委員会が2C09年度に実施した公立小中高校などの教員採用試験で、全国平均の競争率は08年度よりも0.1ポイント上がり6・2倍だったことが14日、文部科学省の調査(速報値)で分かった。自治体別では最高17・4倍から最低3・6倍と開きがあった。
 採用総数は2万6910人で、3・9%増。団塊の世代の大量退職を埋める必要性などから増加傾向が続いている。受験者数も4・9%増の16万6729人だった。
 学校種別の競争率は小学校が4・4倍、中学校8・7倍、高校8・1倍、特別支援学校3・4倍。養護教諭は9・4倍、栄養教諭は7・5倍。
 採用者のうち54・8%が一般大卒で、教員養成大・学部卒は31・1%。女性の割合は54・6%を占めた。採用前に非常勤を含む国公私立校の教員だった人は54.3%、民間企業などの勤務経験者は5・9%だった。
 自治体別の競争率は沖縄県の17・4倍が最高で、長崎県14・6倍、秋田県13・8倍、鳥取と福岡両県の13.7倍と続いた。神奈川県と横浜市はともに5・2倍だった。最も低いのは川崎市の3・6倍で、大阪市が4・0倍、千葉県と千葉市がともに4・1倍、浜松市が4・2倍、広島県と広島市が4・6倍などだった。