東北地方を中心とした24都道府県の高校生が東日本大震災からの復興について話し合う「ハイスクールサミットin東北」が31日、仙台市の宮城県庁で開かれる。議論の結果は提言にまとめ政府に伝える。
主催は、福島県のNPO法人などでつくる「未来のまちづくり・みちづくりフォーラム実行委員会」。 41校から85人が参加する予定で、「高校生の意見や考えを発信する方法」「大震災の伝承と備え」など4テーマに分かれて議論するほか、村井嘉浩宮城県知事や奥村恵美子仙台市長との意見交換の場も設ける。
神奈川からは県立神奈川総合高校と同霧が丘高校から各1人が参加する。
仙台市で1月に東北の高校生によるサミットを開いた際、福島県の参加者が「被災地の気持ちを全国の高校生に伝えたい」と提案して実現。実行委の西本由美子委員長は「生徒たちが企画段階から主体的に取り組んだ。彼らの熱い思いを感じてほしい」としている。
入場無料。問い合わせは、実行委・電話090-1938-2046