本文へジャンプ

ホーム > 神奈川の教育情報 > ニュース >県教委が緊急アピール

県教委が緊急アピール

神奈川新聞2012年7月25日


いじめ問題
「絶対に許さない」

 
 大津市でいじめを受けた男子中学生が自殺した問題を受け、県教育委員会(平出彦仁委員長)は24日、「いじめを絶対に許さない緊急アピール」を出した。今月13日に平野博文文部科学相が、学校や教育委員会に対していじめへの対応を求める談話を発表している。
 アピールは、「いじめはどのような理由があろうと決して許されない」として、未然防止や早期発見、いじめに対する厳しい指導を行うことなどを盛り込んだ。児童・生徒や保護者が相談できる環境づくりも明言した。
 25日には藤井良一教育長が、全県立学校長を集めた学校経営研究協議会に大津の問題を受けて出席し、いじめ問題への対応を指示する。三重県教委では知事と連名で同様の緊急アピールを出している。(佐本 真里)


平野文科相は24日の記者会見で、いじめ問題で教育委員会や学校を支援するチームを大臣直轄の常設組織として、8月上旬にも文科省内に設置する方針を明らかにした。