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高校生内定率88.8% 

神奈川新聞2015年2月17日

バブル期以来 高水準 神奈川82.5%
昨年度末時点

 今春卒業予定で就職を希望している高校生の2014年12月末時点の就職内定率は前年同期より3.5ポイント増の88.8%で、5年連続で上昇したことが16日、文部科学省の調査で分かった。バブル景気だった1980年代後半〜90年代前半以来の高水準という。
 文科省の担当者は「高校生向けの求人倍率が年々高くなっており、企業が早い時点で採用に動いた結果ではないか」と分析している。
 調査は全国の国公私立高校を卒業予定の約107万2千人のうち、就職希望者役19万1千人を対象に都道府県教育委員会などを通じて実施。内定者は焼く17万人だった。
 内定率は男子が90.7%で前年同期比2.7ポイント増、女子が4.4ポイント増の85.9%。都道府県別では富山の96.9%がトップで、石川95.5%、岩手95.3%と続いた。最も低かったのは沖縄の63.2%で、次いで大阪81.3%、神奈川82.5%だった。
 東日本大震災で被害が大きかった地域は、岩手95.3%(1.5ポイント増)、宮城90.0%(2.8ポイント増)、福島95.0%(2.4ポイント4増)。全ての都道府県で前年同期を上回った。
 学科別では、工業96.0%、看護92.6%、福祉92.1%、水産92.0%、農業91.4%、商業91.2%、情報89.5%、家庭88.7%、総合86.8%、普通81.7%だった。