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全日制2次募集245人

神奈川新聞2016年03月01日

県内公立高 合格者は4万3609人

 県教育委員会は29日、2016年度公立高校入学者選抜の共通選抜合格者数を発表した。全日制は153校で4万3609人。受検後に志望を取り消した310人を除いて計算した平均競争率は1.20倍。13校の21学科・コースで計245人の欠員(定員割れ)があり、2次募集を行う。現在の入試制度を導入した初年度(13年度)の180人を大きく上回り、過去最高となった。最多はクリエイティブスクール(学び直し支援校で、入試で学力検査を課さない)の大楠の110人。
 全日制の欠員は14年度には35人、15年度105人で推移しており、県教委は欠員の大幅増を受けて「専門学科(単位制を含む)で昨年の27人から100人に増えたことも含め今後、中学校と情報交換していく」としている。大楠は県立高校改革で20年度に横須賀明光と統合・再編されることになっている。
 定時制は29校で1891人が合格。「分割選抜」を行わない7校のうち4校で計84人の2次募集を行う。通信制は2校で284人が合格した。(青木幸恵)

 全日・定時とも2次募集の志願受け付けは3月2日〜3日、志願変更は7日まで。9日に検査(面接)を行い、合格発表は16日。