トラックドライバーの職業の魅力を若い世代に伝える物流出前授業が5日、横浜市神奈川区の県立神奈川工業高校で開かれた。県トラック協会の主催。同校の全日・定時制の生徒計140人が参加した。
昼と夜の2回に分けて実施。同協会会員社の代表が仕事の流れやトラックの性能を紹介したほか、トラック運転席の試乗もあった。参加した男子生徒(17)は「仕事が厳しい業界のイメージがあったが、話を直接聞けて関心を少し持てた」と話した。
授業を企画した同協会経営改善委員会の飯沼健史委員長は「ドライバーの仕事が人々の日常生活や産業を下支えしており、やりがいのある職業ということを伝えたかった」と語った。
こうした授業は同協会が2014年から始め、本年度は7校で実施する予定という。(中尾浩之)