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コラボ缶詰 乙な味

神奈川新聞2021年12月22日

来月1月発売 海洋科学高生が考案
アニメ「スローループ」×横須賀

 横須賀市が舞台の一つとなるテレビアニメ「スローループ」の来月1月7日の放送開始に合わせて、市がさまざまなコラボレーション企画を展開する。(米本良子)

 県立海洋科学高(同市長坂)では、主人公と同年代の女子生徒が地元の魚介を使った缶詰を考案し、20日に上地克明市町に報告。アジを使った「あじバーグ」と、三崎マグロのミートボールに佐島のタコを混ぜ込んだ「たこツナボール」(各850円)で、1月7日から市観光案内所で各50個販売する。
 メニューの考案からラベルデザイン、缶詰加工まで約3カ月かけて生徒が手掛けた。あじバーグを担当した宮守音々さん(15)は「原作マンガに出てくる『あじバーガー』からイメージした」。たこツナボールを考案した石渡彩愛さん(16)は「パスタと絡めておいしく食べられるよう濃いめの味付けにした」などと説明した。
 「スローループ」は亡き父に教わったフライフィッシングをたしなむ少女が主人公で、金曜午後11時からBS11などで放送。市内ではほかにアニメキャラクターが拡張現実(AR)で各地に出現したり、29店舗でコラボレーションを注文するとオリジナルランチョンマットがもらえたりするイベントも企画し、横須賀限定コラボグッズなどの販売も予定している。詳細は市観光協会ホームページで。