県内の公立高校入試のインターネット出願システムを巡り、Gメールで申請した受験生がシステムに入れないなどの不具合が再び起きた問題で、県教育委員会は25日、解消が見通せないため、代替策を講じると発表した。対象の志願者623人に、県教委が管理するメールアドレスの提供を始めた。
県教委高校教育課によると、提供するアドレスを使用すればシステムに入れるためのメールが届き、システムで出願手続きを行うことができる。事前にテストをして確認した。
623人の在籍校は県内公立中が207校で、残りは私立や県外。不具合が再発した原因はいまだ不明という。
出願は31日正午まで。必要な志願者登録を済ませていない受験生で、Gメール以外への変更が難しい場合も同様も措置を取る。(成田 洋樹)