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全日制競争率1.18倍

神奈川新聞2024年02月15日

県内公立高 入試始まる

 県内公立高校の入試(共通選抜)が14日、始まった。県教育委員会によると、学力検査の受験者数は、全日制141校で計4万5890人。平均競争率は1.18倍(前年度1.17倍)だった。19日まで特色検査などが行われ、28日に合格発表が行われる。
 
 県立横浜平沼高校(横浜市西区)では、募集定員319人に対し、429人が受験した。付き添いの保護者らに正門前で「頑張って」と声をかけられ、試験会場に向かうなどし、緊張した様子で試験開始を待った。
 全日制で競争率が最も高かったのは、県立横浜翠嵐・普通科の2.07倍。川崎市立橘・国際科の1.62倍、横浜市立サイエンスフロンティア・単位制理数科の1.61倍が続いた。
 一方、定時制の受験者数は27校で計1265人。平均競争率は0.51倍(同1.49倍)だった。
 募集定員に満たなかったのは全日制が29校(欠員1321人)、定時制が26校(同1273人)だった。
 新型コロナウイルスやインフルエンザへの感染、月経痛などを理由に、14日の学力検査を受けられなかった生徒らを対象に、20日に追検査が行われる。(成田 洋樹)

私立中高転編入 全日制38校実施
 県は14日、転・編入学試験を行う県内私立中学・高校と中等教育学校を発表した。2024年度1学期(前期)から生徒を受け入れる。
 県私学振興課によると、1月22日現在、高校は全日制38校、通信制4校、中学校は29校、中等教育学校は2校で実施する。募集校は県のホームページに掲載されている。
 対象は保護者の転勤などにより、県外から転居したり、海外から帰国したりする生徒。応募条件や募集学年・人数などは異なり、各学校に問い合わせる。(成田 洋樹)