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免許更新 円滑化一役

神奈川新聞2025年9月30日

城北工高生2人 動画制作
小田原署で上映始まる イラスト交え工夫も

 運転免許証更新の手続きなどを紹介する動画を県立小田原城北工業高校(小田原市栢山)の生徒2人が制作し、小田原署ロビーのモニターで上映が始まった。手続きを待つ人のために3カ月をかけてつくった力作で、2人は「地域の交通安全や更新手続き円滑化の役に立てれば」と話している。 (佐野 克之)

 制作したのは同校3年の宮根氏綱さん(17)と山口絢太さん(18)。動画では自分たちで撮影した静止動画を使い、書類作成から提出まで免許更新の流れを説明。混雑緩和のために8月から手続きが予約制に変更されたことやマイナンバーカードと免許証の一体化の案内も盛り込んだ。イラストを交え、分かりやすくなるよう工夫したという。
 また車の運転に不安があるドライバーからの相談を電話で受け付ける「安全運転相談ダイヤル(♯8080)」を周知するため、昨年同校美術部員が制作したチョークアートの制作過程も紹介している。
 取り組みは、交通安全のために小中高校生と県や県警が連携する「スタートかながわ」の一環。免許更新手続き窓口が混雑することが多いことから、同署が同校に協力を呼びかけ、校内で交通ルール啓発に取り組んできた交通安全委員の2人が協力することになった。
 2人は5月下旬に署を訪れて、免許更新の手続きについて学び、教員のアドバイスを受けながら、約3分半の動画に仕上げた。
 動画の上映がスタートした今月22日、松本光好署長から2人に感謝状が手渡された。山口さんは「自分が作った動画を多くの人に見てもらい、誇らしい」と笑顔。宮根さんは「制度を勉強し理解するのが大変だったが、分かりやすい動画にできた」と話していた。