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委員長挨拶

神高教 第81回定期大会 あいさつ

 第81回神高教定期大会に結集された代議員の皆さん、新型コロナウイルス感染拡大の収束が未だ見えず、非常に多忙な学校実態の中での参加、大変ご苦労様です。執行委員長の佐藤治です。神高教執行委員会を代表して、定期大会開会にあたり、ひとことご挨拶申し上げます。

 この1年半、わたしたちは新型コロナウイルスの感染が拡大にある意味で振り回されてきました。昨年2月の突然の臨時休業以降、リモートでの授業対応や学校行事の見直し、消毒作業や罹患者が出たときの対応など…。先が見通せない中での検討・対応は多くの困難を伴いました。
 わたしたち神高教の活動も同様でした。この1年の分会代表者会議・中央委員会は、書面開催、オンライン開催、分散開催などの形をとらざるを得ませんでした。その中でも新採用を中心とした組織拡大など、諸課題への対応をしていただいた各分会の役員・組合員の方にはこの場を借りて改めて感謝申し上げます。

 さて、6月16日に閉会となった第204回通常国会において成立した2つの法律に関わってお話をしたいと思います。一つは小学校の学級定員を35人とする「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」の改正です。小学校に限定されているものの一律に学級定員の引き下げを行うのは40年ぶりとなります。ひきつづき日教組に結集し、高校を含んだ実施拡大を求めていきます。
 もう一つの法律は、6月4日に成立したいわゆる定年引き上げ法案です。これにより公務員の定年は2023年度から段階的に引き上げられ、2031年度には65歳となります。この法改正は年金支給との接続の観点からわたしたちが早期の成立を求めてきたものです。しかし、移行期にあっては現行の再任用制度が併存し、新たな短時間勤務制度、人事異動ルールの整理など、実施に向けて交渉課題となることが多数あります。再任用の処遇改善を含めて精力的にとりくむ決意を改めて表明しておきたいと思います。
 免許更新制の廃止を含め、こうした課題の解決にはつまるところ政治の力が必要です。日教組は来年の参議院選挙における比例代表候補として古賀ちかげさんを擁立し必勝を期しています。また、年内に行われる衆議院選挙においても働くものを代表する勢力の伸長が必要です。

 ここ数年大きな課題となってきた、学校の働き方改革もそのあゆみを止めてはなりません。神高教は昨年秋から始まった客観的な勤務時間の把握について、集約されたデータの開示と各学校の衛生委員会での活用を求めて交渉・協議に取り組んでいます。わたしたちの勤務実態の改善に向けては、県教委が現場に求める多くの教育施策を見直すとともに、教職員定数の改善を含む教育条件整備にとりくむ必要があります。

 新型コロナウイルスの拡大は経済にも深刻な影響を与えています。7月2日に日銀が発表した企業短期経済観測調査(短観)では、回復基調の見通しが多くなってはいるものの、業種間の開きが多くなっています。今年度の勧告や確定闘争に向けては、非常にきびしいことが予測されます。ひきつづき県労連に結集し他とりくみへのご協力をお願いします。

 現在までのところ、本年度の新採用者の加入は約170人となっています。この間の各分会のご努力に重ねて感謝します。各分会のご努力は神高教を必要と感じ、次の世代に伝えていきたいという組合員の皆さんの思いであると感じています。執行委員会はその肝に銘じてとりくみをすすめる所存です。
 昨年同様、規模を縮小し、時間的にも短縮した大会となりましたが、その中にあっても現場実態に根ざした活発な討議をお願いし、執行委員会を代表してのあいさつとします。どうぞ、よろしくお願いします。

2021年7月3日 横浜市教育会館にて

執行委員長 佐藤 治