高総検レポート No 36

1998年7月8日発行

シリーズ 県立高校将来構想検討協議会「これからの県立高校のあり方について」(協議経過の中間まとめ)を読む 第3回

県民の声

 98年6月6日、桜木町の横浜市社会福祉センターホールにおいて、県立高校将来構想検討協議会主催の「高校フォーラム神奈川’98将来の県立高校を考える」が開催された。このフォーラムは、「これからの県立高校のあり方について(協議経過の中間まとめ)」(以下「中間まとめ」)に関しての県民の意見を直接採集するためのものであり、他に、厚木・平塚でも開催されている。  以下は、横浜会場での会場からの意見のすべてを、発言順に記載したものである。なお、発言内容については、要約をしてある。

将来構想検の指名による意見

挙手による意見

 会場の意見、特に挙手による意見の中には、「中間まとめ」に対する批判が多数存在している。高校統廃合・高校多様化に対する疑問、学級定数減に対する消極性、学校間格差是正・入選再改革・学区縮小に対する視点の欠如などの批判を、将来構想検は、本報告へ向けての討議の中で、ぜひとも生かしてほしいと切望する。