16期中教審答申:第3章 学校の自主性・自律性の確立について 2 教育委員会と学校の関係の見直しと学校裁量権限の拡大 子どもの個性を伸ばし、地域に開かれた特色ある学校づくりを実現するためには、上記1の(1)(現行制度の概要と課題)で述べたような教育委員会と学校の基本的な関係を踏まえて、校長が、自らの教育理念や教育方針に基づき、各学校において地域の状況に応じて、特色ある教育課程を編成するなど自主的・自律的な学校運営を行なうことが必要である。 4 学校運営組織の見直し<具体的改善方策> (主任制のあり方) ア 主任制については、学校の裁量権限の拡大に対応し、その責任体制を明確にする。 (職員会議のあり方) イ 職員会議は、校長の職務の円滑な執行に資するため、学校の教育方針、教育目標、教育計画、教育課題への対応方策等に関する教職員間の意志疎通、共通理解の促進、教職員の意見交換などを行なうものとすること。 |